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『デッドプール&ウルヴァリン』感想

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 『デッドプール&ウルヴァリン』をみたので感想。

 ヒーローを引退し静かな生活を送っていたウェイド・ウィルソン=デッドプールだったが、突如現れた時間変異取締局に連れ去られ、マルチバースの命運をかけたミッションを持ちかけられる。そうして、自身の世界がローガン=ウルヴァリンの死によって破滅に向かうと知ったデッドプールは、マルチバースから別のウルヴァリンを拉致し、自分の世界を救おうとし始める。

 デッドプールマーベル・シネマティック・ユニバースに殴り込み!手土産に傑作『ローガン』でウルヴァリン役を引退したかに思われたヒュー・ジャックマンを連れ、その他おそるべきゲストキャラクターたちが画面をにぎわす。

 はっきりいって映画としては散漫。それをゲストキャラクターたちのつるべ打ちでこちらの記憶を動員し、なぜか空中分解を防いでいる。まさかのキャプテン・アメリカ再登場!と思わせておいての『ファンタスティック・フォー』からの引用の衝撃にはじまり、ウェズリー・スナイプスブレイドやらダフネ・キーンのローラやら、ほとんど無節操といってもいい参照ぶり。以前『ザ・フラッシュ』を鑑賞したとき、これ以上はあるまいと感じたのだが、いやいやデッドプールならありなのか。

 

amberfeb.hatenablog.com

 

 


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